マザー・テレサさん愛の言葉

聞くブログお時間のない方はながらで聞いてみてください👇

今日もありがとうございます。

僕は中学生時代いじめにあい、
登校拒否になります。
家に引きこもり、
誰も信用しない時期があったんですが、

自分を支えてくれた恩師と出合います。

登校拒否児を集めて勉強を教えてくれる、

〘かげんどら〙という

フリースクール。

そこの主催者の先生が、

いつも僕の味方になってくれていました。

僕は人を信用する事が怖くて、

先生も遠ざけていました。

傷つくのが嫌で、

先生に噛みついたりしてもいました。

自分の事を無条件に受け入れようとする先生に

不信感しかなかったんです。

自分みたいな人に嫌われて当たり前の問題児に

なぜ優しくしようとするのか、

意味がわかりませんでした。

僕は自分が大っ嫌いになっていたので、

優しくされる事が怖かったんです。

僕に優しくして何の得になるのか?

ただ不信感しかありませんでした。

先生はとても優しくおおらかで

不器用な人だけど悪意を感じない、

穏やかな人でした。

いつでも決して僕に嫌な態度をとらず、

愛ある笑顔で接してくれます。

しだいに僕も心を開き、

フリースクールに通うようになると

勉強を教わったり、

悩みを聞いてもらったり、

時にはキャチボールの相手をしてもらい

心から信用できる、

父親のような存在になっていきます。

そんな先生が憧れ尊敬されていた方が

マザー・テレサさんです。

先生は敬虔なクリスチャンで、

どんな人に対しても愛をもって接し、

偏見や差別を持つ事は

ありませんでした。

暴れ回る障害児の男の子にも、

無条件で受け入れていました。

鬱病を患っている女の子にも、

居場所を作ってあげていました。

誰にも相手にされない人達を、

決して見捨てませんでした。

どんな人にも寛大に受け入れ、

思いやりのある態度を取り続けていました。

慈愛に満ちた愛ある人だったんです。


「愛とは小さなことを大きな愛情を持って行うことです。」

この言葉はマザー・テレサさんの残した

愛の言葉です。

当時は愛について

意味がわかりませんでしたが、

先生がどれだけ偉大な愛情を込めて

僕と接してくれていたのか、

やっとわかった気がします。
「愛の反対は憎しみではなく無関心です。」

マザー・テレサさんが残した、

一番有名な言葉かもしれません。

孤独で泣き叫んでいる子供がいても

遠い国の事だと蓋をしてしまう人に

呼びかけた気付きの言葉です。

僕もこの言葉を知ってから

アフリカやカンボジアの子供達に、

寄付をし続けています。

もし先生が僕を見捨てて

愛ある関心をもってくれなかったら、

今の自分はなかった気がします。

自殺したくなるぐらい辛い時期でしたので

ただ深く感謝の念が、

先生に湧いてくるばかりです。


「人を批評していると、
人を愛する時間がなくなります。」

先生は僕に批判的な言葉を

言った事がありませんでした。

愚痴や文句も聞いた事がありません。

優しい愛の言葉しか話していませんでした。

暗く落ち込んでいる時

大丈夫?と寄り添い話しを聞いてくれたり

悩んでいる時

きっと明るい未来が待っているよと

励ましてくれたり

一瞬一瞬を愛で生き

人に対して無駄な批判をしない

僕に愛ある時間の使い方を

教えてくれていた気がします。

親子喧嘩や夫婦喧嘩、

対人関係のいざこざは、

愛する時間を奪っている

愚かな事なのかもしれません。

「あなたが誰かに微笑むたび、
それは愛の表現になり、
その人へのすばらしい贈り物になるのです。」

大笑いする先生ではありませんでしたが、

優しく穏やかに笑っている人でした。

先生から癒やしと

暖かさという笑顔を

贈られていたからこそ

今度は自分が

一人一人に、

微笑みの贈り物を贈る番です。

「この世にはパンに飢えている人たちより
愛や感謝に飢えている人たちの方が
多いのです。」

僕が愛も感謝もない

心擦れた人間でした。

そんな僕を見捨てずにいてくれたのは

愛に飢えていた僕に、

本当の愛で支えるという事を、

先生は教えてくれていたんだと思います。


「世界平和のためにできることですか?
家に帰って家族を愛してあげてください。」

先生は奥さんの事を心から愛していました。

決して裕福ではなかったと思いますが
3人のお子さんに恵まれ、

深い愛をもって家族を大切にされていました。

心の豊かさこそ

本当に幸せな家族のあり方だと、

教えてくれていました。

今になって先生が

マザー・テレサさんの教えと、

深い愛を、

僕に身をもって伝えていてくれた事に

感謝しかありません。

僕は先生の大きな愛で支えられ

幸せな人生を歩んでいけています。

今度は僕がマザー・テレサさんの教えと

先生から受けた愛を、

自分なりにできる愛ある表現で、

人に伝えていく時です。

愛のバトンはリレーのように、

受け継がれていく事なんだと思います。

お読みいただきありがとうございました。


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